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鎌倉のアジサイ [雑感]

鎌倉に紫陽花(アジサイ)という文化があることを知らなかった。まさにアジサイの名所「鎌倉」。

毎年6月の梅雨時期になると、鎌倉は、このアジサイで満開になり、1年でみどころ満載、もっとも華やかな季節となる。

この鎌倉のアジサイを見ようと、たくさんの観光客が訪れ、たださえ人気の鎌倉が1番混雑する季節なのかもしれない。

なにせ上京して30年、首都圏に居て、すぐ目と鼻の先にあって日帰りできるところにあるのに、鎌倉を1回も訪れたことがなかった。それが去年ふっとしたことがきっかけで、鎌倉を訪れてからは、すっかり鎌倉の魅力に執りつかれ、いまは鎌倉マイブーム。

日本の初の武家政治がひらかれた街で、ずっと古来伝統のある歴史の街。そして「鎌倉文士」と呼ばれた多くの文化人が活躍した街でもある。東京とは時間の流れ方が違う独特の雰囲気を持ったところだ。

自分の鎌倉への想い出は、以前日記にも書いたように、1979年の中3のときに放映されたNHK大河ドラマ「草燃える」。

いままで鎌倉時代の題材と言えば、平家や源義経を題材にする番組が圧倒的で、その中で、この「草燃える」だけは、源頼朝などの東国武士団の旗揚げにスポットをあてたもので、頼朝&北条側から見た鎌倉時代の描写は子供心にとても新鮮に映った。

長い大河ドラマの歴史の中でも、こちら側からスポットをあてた作品は、この「草燃える」しか存在しない。

子供だった自分は、このとき石坂浩二さん演じる源頼朝の大ファンになってしまい、源頼朝は、自分の歴史上の人物の中で大ヒーローになった。相当入れ込んだ。

去年、その源頼朝の墓参りができたときは感無量だった。

そんな熱い想い入れが鎌倉にあったのに、上京以来30年も鎌倉を訪れなかったのは不思議だ。

だから鎌倉にアジサイというカルチャーがあることをまったく知らなかったのだ。

去年ようやく鎌倉を訪れたとき、鎌倉が地元のsuzuさんに、アジサイの存在を教えてもらい、そうだったのかー!(笑)。

そしてリベンジするべく1年待った。

今年は、この鎌倉のアジサイを鑑賞するためだけに、ワークライフバランス休暇をそのタイミングで、6月中旬に設定した。ところが、例年よりもアジサイの開花が1週間ほど早まりそうな気配で、5月下旬~6月上旬になりそうだ、ということだった。

慌てて、休暇の日程を予定変更。(笑)

結局5月下旬の最終週に、計5回鎌倉を訪れた。

やっぱりちょっとアジサイの開花状況は早かったかなー?という感じ。
花の青々した感じが、もうちょっと足りなかったかなと感じた。

アジサイの開花状況は、6月上旬の”いま”まさに満開宣言で青々した最高の時期。
でもアジサイの名所と言われるところは、もう大変な混雑ぶりのようだ。

そういうことから考えると、自分が行ったときは、ちょっと早かったけれど、その反面混雑がまだあまりなかったので逆によかったかもしれない。

鎌倉の3大アジサイ寺といえば、明月院・長谷寺・成就院。
とくに明月院が、自分的には、まさにアジサイ寺という感じで、その花模様に圧倒された。
アジサイで彩られたその風景は、まさに”明月院ブルー”と呼ばれていて、最高だと思う。

まず最初に、この北鎌倉にある本命の明月院を訪れた。

門をくぐるともうこんな世界。

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やっぱりちょっと早くて、青々した感じが足りないかなー。


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明月院で、そのもっとも有名な場所が、この正門にあがるところの石段のところ。
まさに圧巻!
                                                   

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アジサイには、いろいろな花の種類がある。
こちらもとても魅力的だ。

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こんなんもあります。(笑)

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つぎに成就院に向かう。

昔は、成就院の「あじさい参道」はたくさんのアジサイがあって華やかなところで、まさに観光名所だったのだが、いまの成就院のアジサイは30株しかない。

昨年よりアジサイに代わり、萩を少しずつ植えている。

成就院のあじさい参道は、平成27年から29年まで改修工事が行われ、その際、多くのアジサイが、東日本大震災被害に遭った宮城県南三陸町に寄贈、移植されたのだ。

だから成就院のアジサイは、いまは申し訳なさ程度なのだ。

成就院のアジサイ。

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そして最後の砦の長谷寺で行く前に、同じ長谷にある高徳院の鎌倉大仏さんを見学。

ひさしぶりの鎌倉大仏さん。こっちから・・・(^^;; ちょっと猫背・・・。(笑)

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そして長谷寺のアジサイ。
長谷寺もアジサイ寺として有名なところだ。

長谷寺のアジサイは、入り口のすぐそばにある鉢に植えたものと、そしてあじさい道である眺望散策路にある。

まず鉢に植えたもの。これだけでも十分に美しい。

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そして眺望散策路。

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なんか山道を歩いていく感じで、その両側にアジサイが咲いている感じなのだ。
十分に青々しかった。

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散策路はこんな感じ。まだ早い時期だったせいか、あまり混雑していませんでしたよ。(笑)
たぶんいまは凄い混雑だと思います。

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長谷寺を訪れたのは、去年の紅葉のとき。夜景でライトアップされた紅葉を観るために訪れた。
でもそのときは夜だったので、長谷寺の庭園内をよく見れていなかった。

昼間じっくりみると、じつはとても名所や素敵な庭園がいっぱいあるのだ。


有名な良縁地蔵。

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これはなんだろう?とても面白い。

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素敵な庭園。

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そして長谷駅の前にある食堂で、かねてよりずっと食べてみたかった鎌倉野菜をつかった天丼をいただく。いやぁ、なかなか結構なお味でございました。

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じつは「鎌倉とアジサイ」を語る上で、じつはこのアジサイ寺の他に、もうひとつ抑えておかないといけないことがあった。

それは、

「江ノ電とアジサイ」

のツーショットを撮ること。

このツーショットを撮ることは、もう鉄マニアの方々の世界では、ずいぶん昔から定番としてある趣味の世界のようなのだ。

いまはネットがすごい普及しているので、SNSの鎌倉ファンサイトなどで、今の季節柄、このツーショットが盛んに投稿されている。

なんか、その写真を観ていると、ホントにユルイな~(笑)という感じで、微笑ましいのだ。
自分のカメラマン魂を刺激するというか、ぜひ自分のカメラでそのシーンを収めたいという衝動にかられた。

江ノ電とアジサイのツーショットが撮影できるスポットってどこなのだろう?

と思うのだが、ネットが発達している今の時代、ちょちょっとググれば、もういっぱい出ている。

まず1番有名な定番スポットとして、御霊神社。

もうすでにたくさんのカメラマンたちがいた。

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そのカメラマンさんたちと世間話をした。
いろいろ面白い話を聞いた。

江ノ電とアジサイのツーショットの世界には、いろいろこだわりみたいなものがあって、びっくりというか感心してしまった。

とにかくこういうスポットには、この季節柄、たくさんの愛好家カメラマンがいて、みんな撮影している。

中には、そのカメラ熱で、電車止めちゃう人もいるそうだ。(笑)

無茶はやめましょう!

なんでも、線路の敷地内に入り込んで、その線路の横のところに、小さくしゃがんで待ち構えているとか・・・(アホ。。。笑笑) 思わず電車が止まってしまったとか。

もうそんな武勇伝はたくさんあるのだ。

撮影ポイントは大体踏切のところが多いのだが、江ノ電が通るとき、その踏切から思わず身を乗り出して、警笛を鳴らされることなんか日常茶飯事。現に自分も何回も聞いた。

また、あるとき、そのツーショットが撮れる有名スポットで、あまりにその愛好家カメラマンが熱中するあまり危険な行為に及ぶことが多いので、そこの地主さんが怒って、ついにそこのアジサイを全部刈り取っちゃったとか。(笑)

そんなイザコザも多いそうだ。

みんないいショットを撮影したい、というその一心なんだろうね。

鎌倉ファンサイトに投稿される写真は、みんなとても上手。
その撮影ポイントにはいろいろマニアの中では、こだわりも多いようだ。

自分が世間話で聴いた話では、江ノ電にはいろいろなタイプの車両があるのだが、やっぱりアジサイとのツーショットを撮るなら、江ノ電カラーのグリーン色の車両、さらには1番いいのは、355型と呼ばれる旧車両が1番ベストなんだそうだ。

江ノ電は、1本の線路を、時間調整して、上りと下りで共有する。

そんな中で、旧車両の355型をみんな待っているのだ。そしてカメラマンの方々は、みんな時刻ダイアグラムをちゃんと知っているんだな。(笑)

1本の線路を共有するので、旧車両355型が来るのは、つぎのつぎとか。

正しい撮影の仕方は、自分が撮影している方向に対して、江ノ電がやってくる方向を撮影するのが正しい。

でも自分が思うには、自分の背後からやってくる反対側から来る江ノ電を撮影しても、撮れた写真を観てもわからんのじゃないか?と思うのだが、どうもこれは違うらしい。

それは車掌の向きで分かる。

自分に向かってやってくる車両を撮影する場合は、車掌がちゃんと自分方向を向いて座っている写真が撮れるのだ。

でも自分の背後からやってくる写真では、最後尾の車両だから車掌は後ろ向きなんだな。これでわかっちゃう。

1本の線路を上りと下りで共有するので、時間がかかって結構大変なのだ。

笑っちゃったのは、自分の隣にいたカメラマンが長い間待ってようやく、旧車両355型で自分に向かってくる写真を撮れたと思ったら、

「けっ!失敗したよ。」
「えっどうしてですか?」
「車掌がマスクしていた。(笑)」

車掌がマスクしていた時点で、もう写真としての価値はダメなのだ。(笑)


御霊神社で自分の撮影。

これが旧車両 355型。
見事撮れた。ちゃんと自分に向かってやってくるときの撮影。

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反対側のこちらも。

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そして、こちらは長谷駅からちょっと歩いたところの有名な田中理髪店のあるところの踏切のスポット。

田中理髪店

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自分の感覚では、ここでのアジサイとのツーショットが1番うまく撮れる絶好スポットだと思う。

まずこちら。
旧車両355型。でも残念でした。自分の背後からやってきた最後尾の車両を映したものでした。
車掌が後ろ向きです。(笑)

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いちいち旧車両355型を待っている時間が自分には耐えられなかったので、もう1枚。
今度は自分に向かってやってくる新型車両。

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いっしょにいたカメラマンのアドバイスで、理髪店の干しているふとんと、手前にアジサイが一緒に映る江ノ電のショットもいいよ、ということでチャレンジ。

みんなプロだなぁ。細かい。(笑)

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つぎに源義経所縁のお寺で有名な満福寺を訪れた。

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ここは、源義経と武蔵坊弁慶の腰越状で有名なお寺なのだ。

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平家打倒を果たした源義経は、後白河法皇の信任を得て、兄頼朝の許可なく官位を受けてしまう。これに激怒した頼朝は、その後、義経と不仲になっていく。そして腰越で、鎌倉入りを拒否された義経は、頼朝のブレーン大江広元にとりなしを依頼する手紙、いわゆる腰越状をここで書くのだ。上の写真は、義経が弁慶に腰越状を書かせているところ。

「草燃える」では、大江広元は、故・岸田森さんが演じていた。岸田さんは、まさに渋い名脇役の俳優さんで、自分は大ファンだった。大江広元は、まさに頼朝が最も信頼していたブレーンで、石坂さんの頼朝と岸田さんの大江広元は最高に絵になったコンビだった。子供心にカッコイイと憧れていた。

そんな鎌倉時代が大好きな自分にとって、最高のお寺だ。

ここでも江ノ電とアジサイとツーショットが撮れるのだ。

本来であれば、こういう写真を撮りたかった。

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ところが実際はこんなんだった。(笑)

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ネットの写真は古い時代のものだったんだな。もうそこにはアジサイどころか、そんな花のようなものはなかった。でも源義経所縁の満福寺を経験できただけでもよし、としよう。


つぎに極楽寺。

停車している江ノ電とアジサイのツーショット。(笑)

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極楽寺のアジサイも見事なものでした。

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そして「湘南海岸公園駅前」の「善乃園」沿いに咲く紫陽花と江ノ電のコラボレーション。

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「善乃園」は知る人ぞ知る和カフェだが、アジサイ撮影スポットとしてはかなりの穴場ポイント。

そういうネットの情報であったが、実際はご覧のようにアジサイはほとんど申し訳なさ程度。
ネットの写真は古かったのだろう。残念。



以上が、私が撮影した「江ノ電とアジサイ」のツーショットの写真です。
なんせ鎌倉に計5回通って撮影した成果。SNSにみんなが投稿しているように上手には撮れないけど、まっ自分のカメラマン魂を十分溜飲を下げれたと思います。


江ノ電は、やっぱりこの住宅街の中を通っていくスレスレ感が堪りませんね。(笑)


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