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オレがこの25年間で録ったベスト25テイク [オーディオ]

Channel Classicsを、単なるオーディオマニア御用達の高音質指向型のマイナーレーベルだと侮ってはいけない。

彼らは、あのクラシック界で権威高いイギリスのグラモフォン誌で、2015年に”レーベル・オブ・ザ・イヤー”を見事受賞しているのだ。

Label of the Year 2015 "Channel Classics" GRAMOPHONE

https://www.gramophone.co.uk/awards/2015/label-of-the-year

Jared-Sacks_Ridder-6492-copy[1].jpg

                                                    

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受賞する創始者ジャレット・サックス


この年は、ちょうどレーベル創立25周年にあたる祝年でもあった。
この受賞はインディーズ、いわゆるマイナーレーベルとしては、画期的な事件だった。

英グラモフォンといえば、選考員および一般大衆による投票によって決められる賞で、アーティスト、曲、アルバム、レーベルなどカテゴリーごとにその年の最も印象的だったものを選ぶもの。

ここに選ばれることは、とても名誉なことだ。

メジャーとインディーズの垣根の定義は正直難しい。アーティスト、そしてレパートリーなどのマーケットが大きいメジャー、そしてそれらがニッチ市場であるインディーズ。

今回、そのまさにインディーズの代表でもあるChannel Classicsに受賞という大きな名誉が与えられたのは、メジャーでは至極当たり前に行われている、アーティストがレパートリーを増やしていく過程に伴うリスクを許し、さらに彼らを積極的にサポートしていくその姿勢が、評価されたというのが理由であった。

まさにインディーズでこれがやれている、というところを評価された訳で、まさにインディーズ代表としての受賞と言ってもよかった。

Channel Classicsを支えている大黒柱は、英国人のレイチェル・ポッジャーとハンガリー人のイアン・フィッシャー(ブタペスト祝祭管弦楽団)。

彼らが、この25年間にこのレーベルでリリースしてきた膨大なレパートリーは、まさにこのような大きなサポートがなければ実現しなかった。

この2人の他にもたくさんのとても華やかなアーティスト達が在籍している。

同時に、このレーベルのサウンド・クオリティーも大きな評価の対象であった。
創始者、ジャレット・サックス氏による新しいレコーディング・フォーマットに挑戦し続けるあくなき探求心にも称賛の対象であった。

”アーティストと録音技術”。

レーベルにとって、最も大切なこの2要素が、素晴らしい、メジャーなみと評価され、まさにインディーズ代表としての受賞と相成ったわけだ。


そんなその年のグラモフォン受賞の記念、そして創立25周年を祝してリリースされたのが、この記念盤。SACDではなくCDである。 

s-l300[2].jpg                                                  

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「オレがこの25年間で録ったベスト25テイク」というのは、自分が勝手につけた邦題である。(笑)正式名称は、「JARED SACKS 25 Takes From 25 Years of Recordings」。

自分は、これをどのように入手したのか覚えていないのだけれど、Channel Classicsのアルバムをまとめて何枚か注文したら特別にもらった記念盤だったような覚えがある。

先日のレイチェル・ポッジャーの日記を書くときに、彼女のディスクをまとめてラックから探しているときに、偶然に見つけた。

普通の販路では売っていないディスクであるが、Channel ClassicsのHPでネット経由で購入できるようだ。

https://www.channelclassics.com/catalogue/SEL6615-25-Takes-from-25-Years-of-Recording/


物理メディアのCDだけでなく、デジタル・ファイルも存在する。こちらはDSDファイルだ。
DSD64(2.8MHz)で、2chとMultiChannelが存在する。

自分は、CDで持っていて、先日発見するまで新品未開封だったのだが(笑)、今回聴いてみた。
レイチェル・ポッジャーからスタートして、本当にじつにバラエティに富んだアーティスト、そして選曲。

中心レパートリーである古楽を中心に、大編成のオーケストラ、ピアノ、アカペラ、合唱に至るまで、ひとつのレーベルでよくこれだけ、いろいろなジャンルに溢れているのが信じられない。

このレーベルは、普段はSACDサラウンドで聴いていて、そのサウンドの印象はポッジャー日記で書いた通りだが、CDで聴いても全然いい。その録音のよさがわかるし、やはり独特のサウンドだ。

やっぱりサウンドって、マスターからユーザー宅に届けるまでのフォーマットがどうこう、というより、やっぱり収録現場での収録、そしてその編集の部分で、優秀録音になるかどうか決まってしまう、パーセンテージが大きいと思う。(まさに収録するときの諸元の高さは最重要。伝送フォーマットのレベルアップは、その助けにはもちろんなるとは思いますが。)

昨今のハイレゾブームに応じて、CDを馬鹿にする風潮にある中、あえて、そのブームにチクりと嫌味を。(笑)

いい録音というのは、CDで聴いても、じつに素晴らしい音なのだ。
CDをちゃんと再生できない人が、ハイレゾに先走ってもその効果はたかが知れている。(笑)

この記念盤、本当に素晴らしい!

Channel Classicsの25年間がすべて詰まってると言っていい。

ぜひ聴いてみてほしい。






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