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大谷康子さん [クラシック演奏家]

大谷康子さんといえば、自分にとっては、やはり東京交響楽団のコンサートマスターという印象が大きい。

それは当然だろう。1995年に東響のコンサートマスターに就任して、2015年までの20年間の間、勤め上げて2016年には、東京交響楽団名誉コンサートマスターの称号を授かる。

当時としては女性のコンサートマスター(コンサートミストレス)は珍しい存在だったと思う。
人知れずの苦労もあったのかもしれない。 

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人柄が素晴らしく、マルチなタレントもあるので、ソロ含めて幅広い活動をされているが、やはり大谷さんといえば東響。

自分は、2015~2017年間の3年間、東響の名曲全集の定期会員になり、ミューザ川崎に通い詰めた。大谷さんは、2015年に東響を卒業され、その後を若き俊英の水谷晃くんが引き継ぐ感じで、その端境期を体験できた。ミューザ川崎の名曲全集は、実際のところ、2013年から、会員ではなかったけれど単券で結構通っていたので、実質、東響のコンサートマスター時代の大谷康子さんを、足掛け4年くらい、ずっと観てきたことになる。

ミューザ川崎の2CAや2CBの座席から、つねにコンサートマスターの席を見ると、大谷さんの横からの姿を眺めていた。そこにいるのが至極当たり前のように思えるほど存在感があった。

2015年5月10日に、その名曲全集の一環として、「大谷康子デビュー40周年コンサート」と題して、なんと1日に4大協奏曲を弾く!というとてつもないチャレンジをしたこともあった。

もちろん自分はその場に居合わせた。

いまでも鮮明に覚えている。

ヴィヴァルディ、メンデルスゾーン、プロコフィエフ、ブルッフ。

コンチェルトだから1曲につき、3楽章あるわけだ。
それを4曲もやるなんて!

いつもは、しっかりとオーケストラを支えていく役割から、この日だけは自分が前へでるスター。
素晴らしく感動した記憶がある。

まさにこの日の公演は、華のあるステージで、大谷さんのヴァイオリンが「歌うヴァイオリン」と評されるのがよくわかるような気がした。


この日は自分はたしかスマホで実況中継していた記憶があります。(笑)

なんかその日の楽しい想い出としてしっかり頭に刻み込まれているのは、アンコールのときだったのかな?ステージでヴァイオリンを弾いていた大谷さんが、そのままステージから降りてきて(もちろんヴァイオリンを弾きながら、です。)、ミューザの1Fの客席、そしてさらには、2階席と上ってきて、ヴァイオリンを弾きながら客席の通路を歩いて回ったのだ。楽しそうにお客さんに挨拶して回る姿が忘れられない。

場内湧きに湧いて爆笑。(笑)

なんと!楽しい人なんだろう!(笑)

とそのとき思った。見た目の通りの感じの方でした。

自分のすぐ目の前を弾きながらの大谷さんが通過したのを覚えている。

なんか、つい最近のことのようだ。


そして2FのホワイエのCD売り場で、この大谷さんのCDを買ったのだ。 


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Violin Sonata: 大谷康子(Vn)Golan(P)+beethoven: Violin Sonata, 5

http://urx.red/MtGz

まさにデビュー40周年を記念する録音で、ベルリン・イエス・キリスト教での録音なのだ。
つい嬉しくなって、すぐに購入を決断。

いまこうやって当時を振り返りながら聴いている。

やっぱり素晴らしく録音がいい。ふつうの教会のような響き過ぎの感が少なく、とても適度な残響感。ヴァイオリンの艶というか鮮度感が抜群で、空間感も程よくある。録音技師いい仕事をしている。

R.シュトラウスのフランク・ソナタとベートーヴェンのスプリング・ソナタ。

まさに名曲中の名曲を取り上げた大谷さんを代表する素晴らしい作品だと思う。
大谷さんの演奏解釈は、クセがなく、とてもスタンダードな装いで自分の中にすんなりと入ってくる。違和感、抵抗感まったくないです。




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自分の番組で、ソプラノ幸田浩子さんと。



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番組のメインパーソナリティとして。N響首席オーボエ 茂木大輔さんと。




仙台市生まれで、名古屋育ち。
3歳でスズキメソードで学び、東京藝術大学で音楽家への道を確かなものとする。
ソロ活動を在学中よりはじめる。ウィーン、ローマ、ケルン、ベルリンなどでのリサイタルを行う。

2013年のザルツブルグ市ミラベル宮殿マーブルホールでリサイタルとか、2014年秋のシュトゥットガルト室内管弦楽団との日本ツアーなどの海外との関係も深いが、とりわけやっぱり最近の注目は、キエフ国立フィルとの共演。

彼らが来日した時の日本ツアーのソリストを務めたり、逆にキエフ国立コンサートホール 創立155周年に招かれ演奏したりその友好関係の絆は強く、最近の大谷さんの海外での活躍は、このキエフ国立フィルとのコラボがとても印象に残ります。

そのツアーにひっかけてという感じで、しっかりヨーロッパの他の国も観光がてらにヴァカンスを楽しまれていて、なんかSNSの投稿、とても楽しそうです。(笑)うらやましい~(^^)

そして、2016年から、まさに10年プロジェクト「大谷康子のヴァイオリン賛歌」の公演をスタートさせた。

東響を卒業してもソロ活動とても順調そう。

愛器はピエトロ・グァルネリ(1708年製)。

大谷さんは、やはりその笑顔をみればわかるように、本当に天性の素晴らしい人柄が滲み出ているのがよくわかる。

いい人の典型的な感じの全体のシルエットしてる。(笑)

本当に素晴らしい人なんだろうな~。

テレビ・ラジオなどの活躍も多い。

テレビ番組「題名のない音楽会」に340回以上出演で最多出演記録なのだそうだ。
BSジャパンの「おんがく交差点」で春風亭小朝師匠と司会をつとめ、演奏も披露しています。

また病院の慰問や学校での演奏教室などのアウトリーチ活動にも余念がない。

最近の海外での楽しそうな投稿が印象的だったのと、ひさしぶりにデビュー40周年CDを聴いて、やっぱり素晴らしい録音!と感動して久しぶりに大谷さんのことを日記にしたかった気分でした。

今後ますますのご活躍お祈りしています。

最後に宣伝。

本出ます。

長くヴァイオリニストとして第一線で活躍する大谷康子が語る、音楽を通して出会った名演奏家、名指揮者、名オーケストラとの秘話や、指導者としての心がけ。そして、東日本大震災で救助に来てくれた約30カ国の代表を招いたチャリティコンサートや、病院の慰問や学校での演奏教室など、「音楽を届けることで世界をひとつにしたい」という夢をずっと追いかけている生き方。

あきらめずに、「そのときしていることを楽しむ」ことから生きる喜びは生まれるという、人間&音楽賛歌。。。だそうです。

いわば大谷康子さんの音楽家人生として得てきた糧のすべてをこの1冊にまとめ上げたものなのだと思います。

私もぜひ買って読んでみたいです! 


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ヴァイオリニスト、今日も走る!
大谷康子










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